柿とイチジク

あちこちから柿の話が聞こえて来た。昨年は豊作だったが、今年は冷害をまともに受けて農家はがっかりしているようだ。暴力は追放できるが自然の猛威は手の打ちようがなく、春からの努力も、農作物の被害も甚大だ。農家の皆さんに慰めの言...

松の木は残った

本紙読者の熱い声援受け 連続投稿すると見る人も〝アキ″が来るから、少し休んだらどうだべ…とは我が家の家族の弁だ。心配りは承知の上だが、特に老年の同輩からは思い出の記となつかしい写真や忘れかけていた事など、とても楽しくて、...

「春来る鬼」を訪ねて

お不動様に惹かれて、今年は春から五度も参詣の幸運に恵まれた。一つには 「春来る鬼」の映画撮影に好奇心を抱いてのお参り。また三陸リゾートエリアの構想を胸に抱いて、頼まれもしない愚か者の計画設定と空想を夢みる楽しさで、老境に...

野形(綾里)の不動様

野形の不動様 年一度の例祭ときいて、十何年ぶりで綾里のお不動様を参拝した。昭和初年には九十九曲りの綾里峠の険しい道を、ある時は不動神社に降り、帰りには滝を眺め登りは道中の安全を祈って参詣し、霊気漂うあの渓流と苔むした岩肌...

楽しかった敬老会

台風18号が小笠原諸島から北上して関東地方に接近との予報。夏以来雨降りの連続。今日も朝からそぼ降る中を地区公民館主催の年1度の「敬老会」に出席した。 70歳を過ぎてから毎年、親切に案内状を戴きながら欠席を続けて来たが、今...

故・金野菊三郎先生を偲んで

金菊先生との出会いは割り合いに古くて思い出も多く、最初は赤崎中学校の落成式の折り色々の展示会が盛大に開催された。友達と子供等を連れて見物に行った時だった。各教室の学童、その他の作品を見てまわり、たしか応接室をのぞいて驚い...

銀行創立の思い出

はなし家の枕言葉のようで現代の子供達が聞いたら、吹き出し笑ってしまうような話である。 大正の初年、小学校3年生の頃か、預金奨励とかで柴刈り、縄ない、ワラジ造り、親の手助けと、二宮金次郎の唱歌を指導された。 その頃、〝一銭...

肥田柿の思い出

30年ばかり前に、何かの本で『肥田柿』原産地のことを読んだことを思い出した。その記事には、原産地は、「陸前越喜来村肥田」と載っていた。全国に知られている「肥田」はなぜ悪いのか。私が古いのか、「小枝」は賛成できない。やっぱ...

海と山と椿と

今出山に登る 大船渡市を取り巻く霊峰の山々。北に五葉山(1,341m)西に氷上山(874m)東に今出山(757m)。五葉山、氷上山の山開きは真紅なツツジが萌ゆる頃に盛大な祈願祭が行われた。 私は山が大好きで、大船渡市内の...

追憶私の東京

辻の愛娘との悲しい別れは、私の修行初期に大きな衝撃を受けたが、私には一生の運命を決定づける希望の灯りが見えて来た。 真昼の逃走 浅草玉姫町の職業紹介所に勤務の辻の甥に、かねて連絡をとってあって、「三ツ大写真館」はどうして...